2022年広尾学園中学入試国語傾向と対策
☆ 傾 向
大問① 漢字の読み書き
大問② 知識
大問③ 物語文
大問④ 説明文
☆ 特 徴
・ 本文1万文字以上、設問数30問以上うち80字以上の記述が2題
⇒かなりのスピードが必要
・ 知識問題は、熟語の成り立ち・漢字の音読み、訓読み・4字熟語・慣用句・外来語などさまざま
・ 物語文の設定は、過去3年連続で中学生が主人公
・ 物語文の出典は新しいが前年ではないものが多い
・ 説明文は、近年流行のものが出題される
・ 記述は80~100字程度のものが2問
☆ 出典一覧
・ 2021年第1回入試
「むこう岸」安田夏菜 2018年12月 講談社
「教育現場は困っている」榎本博明 2020年6月 平凡社
・ 2020年第1回入試
「大きくなる日」佐川 光晴 2016年4月 集英社
「ゴリラからの警告」山極 寿一 2018年4月 毎日出版社
・ 2019年入試
「サクラ咲く」辻村 深月 2012年3月 光文社
「情けは人のためならず」神戸 伸輔 2014年6月 東洋経済新報社
☆ 対 策
・ スピード対策
説明文は頻出の話題がほとんで
⇒ 出題された「利他」「バイオミミック=生物から学ぶ」「日本と西洋の文化比較」だけでなく
最近出題されていない 科学・哲学・コミュニケーション・リテラシー・AI・感染症などについても習熟しておくべき
・ 記述対策
最速で80字の答案が作成出来るよう訓練
・ 物語文
他校で近年出題された題材が使われることが多い
ただし、超頻出の「出過ぎた」文ではなく、中学生が主人公の物語文をしっかりと復習しておくと、「的中」した時の効
果が期待できる。