☆傾　向

・新しい作品からの出題が多い。

・説明文・物語文各１題と漢字の書き取りが大問で８題程度

・絵や図を見て長めの記述をさせる問題が近年続いている

・語句の意味を問う問題が２題程度出る

・選択肢が３～４行に及ぶものが多い

☆　対　策

①　長文速解対策

　　当サイトの２０２２年出題予想や説明文頻出テーマに習熟する

②　絵や図を見て記述する問題対策

　　大宮開成・開智などの過去問

③　長い選択肢から正解を選ぶ

　　神奈川大付属中・栄東・芝浦工大柏・渋渋中などの過去問

☆　２０２１年解答速報と講評

第1回

大問一

榎本博明さん「さみしさの力」2020年5月作品

本作品は青年期に抱える孤独に耐えることをテーマにしたものであり、当サイトで取り上げていた「沈黙は金」という内容と合致するものであったが、抜粋部は「反抗期における親に対する秘密は自立の証である」という内容であり残念ながら的中とはいえない。

大問ニ

寺地はるなさん「水を縫う」2020年作品

当サイトの予想がズバリ的中です。和語60選からも「すこぶる」が的中しました。

大問三

大問一と大問ニを関連づけて記述させる問題です。日頃から、問題文全体を先読みする習慣が大事です。この設問を知っていれば、大問一を読む時に大意把握出来たはずです。大問三を読んでから慌てて大問一を読み返すようでは、記述に残された時間が少なくなり不利です。

大問四

1毛頭　2骨子　3善後　4未練　5形相　6横行　7支障　8委