海城 中学入試国語傾向と対策/解答速報
☆ 傾 向
・ 大問は説明文・物語文各1問の計2問
・ 前年の作品が圧倒的に多い
・ 漢字は5題程度、語句の意味が2題程度
・ 選択肢はやや長い
・ しっかりと本文を読めていれば解ける素直な問題が多い
・ 記述が2題程度、うち1題は資料と関連づけて100字程度の作文
「1文で書け」「2文に分けて書け」などの指示がある。
☆ 出典一覧
・2021年第1回入試
「水を縫う」 寺地はるな 2020年5月 集英社
「弱さの力」 若松 英輔 2020年7月 亜紀書房
・2021年第2回
「あめつちのうた」朝倉宏景 講談社 2020年6月
「日本人の理想と倫理」菅野覚明 PHP研究所 2019年12月
・2020年第1回入試
「君たちは今がすべて」 朝比奈 あすか 2019年6月 角川
「みんなのわがまま入門」 富永 京子 2019年4月 左右社
・2020年第2回入試
「14歳日和」水野瑠美 講談社 2019年8月
「記憶するからだ」伊藤亜紗 春秋社 2019年9月
・2019年第1回入試
「リマトウジュリマトウジュトウジュ」 こまつあやこ 2018年6月 講談社
「要、不要」『ルビンのつぼ』所収 斎藤 亜矢 2019年6月単行本 岩波書店
・2019年第2回入試
「うしろめたさの人類学」松村圭一郎 ミシマ社 2017年10月
「君だけのシネマ」高田由紀子 PHP 2018年7月
・2018年第1回入試
「君が夏を走らせる」 瀬尾 まいこ 2017年7月 新潮社
「弱いロボットの思考」 岡田 美智男 2017年6月 講談社
・2018年第2回入試
「まだまだ」『つぼみ』所収 宮下奈都 2017年8月 光文社
「ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力」 帚木蓬生 朝日新聞社 2017年4月
☆ 対 策
・ 当サイトの記事を参考に前年の文章の問題を使った文章を解く
・ 記述対策をしっかりとやる
☆ 解答速報
2021年
受験生の皆様、お疲れ様でした!講評・解説・解答速報を逐次アップしていきますが、明日からも戦いは続きますので適切にご活用のうえ前を向いて戦いを続けて下さい。
解答例翌日版
海城
大問1
問1 ウ
問2 ウ
問3 エ
問4 ア
問5 ア
問6 イ、オ
問7 エ
問8 ア
問9 ウ
問10 (「僕」は、)今までの経験から誰も自分の趣味を理解してくれるわけがないと一方的に決めつけていたが、同時に、自分自身も他人をよく知ろうとしていなかった(ことに気づいていった。)(66字)
海城
大問2
問1 a談話 b改めて c統計 d体現 e熟知
問2 ①イ ②ア
問3 ウ
問4 エ
問5 ア
問6 イ
問7 その人に眠〜呼び覚ます(ような感覚)
問8 筆者は、自分を知るとは自己と他者の弱さを認識した上で尊重することだと考えている。それに対し、学生たちは、無意識レベルまで自己責任論が浸透しているために弱さに着眼することすらできていないと捉えている。(99字)
大問①
当サイトで取り上げ、1月校でも出題されていた
寺地はるなさん「水を縫う」5000字
解答例当日版